鵺のなく頃に

アニメ・ゲーム・イベント・野球の感想を気ままに書き綴ります。

9-nine- Symphonic Concert

2021/10/17に埼玉県川口市で開催された「9-nine- Symphonic Concert」に参加してきました。

 

イベント構成は全三部に分かれていて、
第一部はゲーム中のBGMをオーケストラアレンジした生演奏、
第二部はキャストの方々が登場してトークコーナー&朗読劇、
第三部はゲームに登場した全楽曲をオーケストラ演奏を添えての米倉千尋さんによる生歌唱、
と途中に15分程度の休憩を挟んで約3時間半の大ボリュームのイベントでした。
ボリュームだけではなくて内容も非常に濃く、各パートだけでも満足できるくらい充実していました。

第一部

第一部のオーケストラ生演奏では、第一~第四楽章に分かれて様々な曲調のBGMが奏でられました。
最初の「drosing morning」が始まったときには早速涙が流れそうになりましたね。現地開催のイベントに参加するのも久しぶりだったのもあって、生で聴く音楽しかもオーケストラ演奏の迫力に当てられて一気に非日常の感覚に誘われました。その後の「dance!dance!dance!」もアップテンポのジャズテイストがとても良くて今回のアレンジの中でもトップクラスで好きです。

第一楽章はポップな明るい、第二楽章は不穏で緊迫感がある、第三楽章はしっとりと心に染み渡る、第四楽章はゲーム本編の最終決戦からエンディングの流れを思い出させるような曲の流れで組み立てられていて、
一番良かったのはやっぱり「mile likelihood」。バイオリンソロの方の演奏がもう格好良すぎてヤバかった(語彙力皆無)。無知なもんで知らなかったんですけど、室屋光一郎さんという有名な方だったんですね。今日完全に覚えたのでこれから気にしていきたいです。

第二部

キャストが登壇してトークショーと朗読劇。天役の種﨑敦美さんがいなかったのは残念ですが、とても楽しかったです。山岡ゆりさんがほぼ初見の状態だったんですが、あんなに破天荒な人だとは思わなかったですね・・・
印象に残っている発言やシーンを書き連ねます。
転売ヤーを話題に出す皮肉満載の朗読劇脚本
オーバーロードを職権濫用する翔(愛が重すぎて初デートをやり直す、天に4股を言いふらされそうになるのを防ぐ)
転売ヤーに恨みがある希亜
・4股でもハーレムでも受け入れるむしろ好きそうな春風
・自分だけを選んでほしい独占欲が強い都
・地雷イベを見越して参加を拒否した天、やっぱり種﨑さんの演技は天才
・福圓さん劇場(顔芸満載、阿部さんのくじを自分が満足するまで引き直す)
・ビデオ出演でも相変わらず挙動不審な種﨑さん

朗読劇が面白すぎましたね。種ちゃんがいないのが残念でしたが、この朗読劇が聞けただけでも今日の価値はありました。今日の映像か音声を後日何かしらの形で世に出してほしいくらい。個人的に9-nine-の日常の掛け合いがとても好きなので今後もドラマCDとかで後日談を供給してほしいです。

第三部

米倉千尋さんの生歌唱&オーケストラアレンジ生演奏。
言うまでもなく素晴らしいかったですよね。ただ自分は今年のコンプリートパッケージから入って一気にプレイしたので、各エピソードを発売ごとに遊んでOPEDを聴き込んでいた人と比べたら受けた感動は小さいかも。それでもゆきいろのOPEDは初めて聴いた時からすごい聴き惚れましたし、今回生で歌声を聴けてとても良かったです。「Be braver!」で途中であの演出が来るんじゃないのかとビクビクしていたのは僕だけじゃないはず。

まとめ

めっちゃ楽しかったです。9-nine-歴は全然短い僕ですけど、今回のイベントで9-nine-がもっと好きになりましたし、もっともっと9-nine-の世界が続いてほしいなと思いました。アニメ化が今最も望まれている気がしますが、アニメ化だとゲーム中に登場した既存のシーンしか描かれないだろうし、個人的にはドラマCDでの後日談をやっぱり所望したいですね。